あの裏側にあるバリゴヤは山頂が見えない
 2010年6月27日  日帰り
 メ ン バ ー  リカオさん、DOPPO
行    程  洞川レンゲ谷登山口~レンゲ辻~稲村小屋~稲村ヶ岳~ドンブリ辻~バリゴヤの頭  ピストン
山名 ほか  稲村ヶ岳(1726m) バリゴヤの頭(1580m)
天    候  曇り

ひょんなキッカケでRさんとバリゴヤの頭へ行くことになった
前回山頂に辿ったのは大川口から5時間ほど掛かった。
どこから辿ってもほぼ5時間は掛かるだろう。
今回はレンゲ谷から女人結界門のあるレンゲ辻を経て稲村ヶ岳経由を設定
雨模様の天気ではあるが回復傾向にあるので何とかなるだろう。

何れにせよ早立ちが原則、登山口4:50の出発。



前回2005年の記録


レンゲ谷。
ほぼ雨は上がっているようだが、一応雨具を付けて出発した。雨の滴は木の枝からパラパラと落ちてくる。

沢の音もいつもより大きいし、こんなに滝が多かったか・・・と感じるほど目立っている。いつもよりそれだけ水量が多くなっていると云うことだろう。
濡れた木の階段に傾斜があると滑りそうで緊張する。

女人結界門のレンゲ辻で一息入れ、念仏山のトラバース道を通過して稲村小屋へ着いた。普段賑わう小屋前のベンチに誰も見かけないが・・・・・そうだった時刻はまだ7時前だ。




稲村ヶ岳山頂

ここからがバリゴヤルート
その前に準備だが
私は何もない。

Rさんは山仕事用の地下足袋に履き替えて、今回は試運転とか。





少し平坦な道を下ると急斜面になり、草付きを下る。
ここが最初の危険区域。

しっかりした太いフィックスロープが設置されていて安心できる。
(以前は無かった)






鞍部 ドンブリ辻で一休み
岩場を下るところにもフィックスロープあり。




あ、次の岩の登りも太いロープの設置あり。


あの先にある筈のバリゴヤは望めず


眼下に神童子谷と向こうの行者還岳が望める所あり


あと少し
  ここはバリゴヤの頭の基部のブナ林。

  滑りやすい急斜面を登って山頂へ
 

丁度5時間で山頂。
雨上がりのシャクナゲの根っこの通過に
どうやらRさんの地下足袋は有効だったようだ。



山頂は木立の中で展望なし、少し進むと東と北の展望あり。
ただし弥山方面はガスで見えず。


相変わらずここはハエとブヨが多かった。
ピストンなので稲村への登り返しが辛い。
蒸し暑いことこの上ない。
眉毛からは汗が滴り落ちてくる。

再び稲村ヶ岳山頂。



下山時のレンゲ谷
こんなに生き生きしたレンゲ谷を見たのは初めてだ。





幸い雨に遭わ無かった久しぶりのバリゴヤの頭。
やはり近くて遠かった。

 【参考コースタイム】
  洞川レンゲ谷登山口4:50~6:05レンゲ辻6:15~稲村小屋6:45~7:20稲村ヶ岳7:30~8:25ドンブリ辻8:30~岩場9:05~バリゴヤ基部9:30~
  ~9:50バリゴヤの頭10:15~12:40稲村ヶ岳13:05~稲村小屋~14:15レンゲ辻14:30~洞川レンゲ谷登山口15:30

 前回の行程 2005年