レンゲ谷。
ほぼ雨は上がっているようだが、一応雨具を付けて出発した。雨の滴は木の枝からパラパラと落ちてくる。
沢の音もいつもより大きいし、こんなに滝が多かったか・・・と感じるほど目立っている。いつもよりそれだけ水量が多くなっていると云うことだろう。
濡れた木の階段に傾斜があると滑りそうで緊張する。
女人結界門のレンゲ辻で一息入れ、念仏山のトラバース道を通過して稲村小屋へ着いた。普段賑わう小屋前のベンチに誰も見かけないが・・・・・そうだった時刻はまだ7時前だ。
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稲村ヶ岳山頂
ここからがバリゴヤルート
その前に準備だが
私は何もない。
Rさんは山仕事用の地下足袋に履き替えて、今回は試運転とか。
少し平坦な道を下ると急斜面になり、草付きを下る。
ここが最初の危険区域。
しっかりした太いフィックスロープが設置されていて安心できる。
(以前は無かった)
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鞍部 ドンブリ辻で一休み
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岩場を下るところにもフィックスロープあり。
あ、次の岩の登りも太いロープの設置あり。
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あの先にある筈のバリゴヤは望めず
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眼下に神童子谷と向こうの行者還岳が望める所あり
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あと少し
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ここはバリゴヤの頭の基部のブナ林。
滑りやすい急斜面を登って山頂へ
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丁度5時間で山頂。
雨上がりのシャクナゲの根っこの通過に
どうやらRさんの地下足袋は有効だったようだ。
山頂は木立の中で展望なし、少し進むと東と北の展望あり。
ただし弥山方面はガスで見えず。
相変わらずここはハエとブヨが多かった。 |
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ピストンなので稲村への登り返しが辛い。
蒸し暑いことこの上ない。
眉毛からは汗が滴り落ちてくる。
再び稲村ヶ岳山頂。
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下山時のレンゲ谷。
こんなに生き生きしたレンゲ谷を見たのは初めてだ。
幸い雨に遭わ無かった久しぶりのバリゴヤの頭。
やはり近くて遠かった。
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【参考コースタイム】
洞川レンゲ谷登山口4:50~6:05レンゲ辻6:15~稲村小屋6:45~7:20稲村ヶ岳7:30~8:25ドンブリ辻8:30~岩場9:05~バリゴヤ基部9:30~
~9:50バリゴヤの頭10:15~12:40稲村ヶ岳13:05~稲村小屋~14:15レンゲ辻14:30~洞川レンゲ谷登山口15:30
前回の行程 2005年
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