2016年05月06日~11日  奈良県吉野町金峰神社から奥駈道で和歌山県田辺市熊野本宮神社まで
 メ ン バ ー  単独
行    程  全行程(ロス調整後)  総距離=103.4km(GPSログ記録)  時間=49時間30分  上り累積標高差=約6430m
  1日目 金峯神社~二蔵小屋      8.1km    2時間55分   上り累積標高差 620m
  2日目 二蔵小屋~行者還小屋    19.5km  10時間10分   上り累積標高差1260m

  3日目 行者還小屋~深仙小屋    19.3km  10時間35分   上り累積標高差1180m
  4日目 深仙小屋~行仙小屋     19.1km   9時間15分   上り累積標高差1300m
  5日目 行仙小屋~玉置神社     17.3km   8時間40分   上り累積標高差1170m
  6日目 玉置神社~熊野本宮大社  20.1km   7時間55分   上り累積標高差 900m

山    名  【主な山】 四寸岩山(1235.8m)、大天井ヶ岳(1438.9m)、山上ヶ岳(1719.3m)、大普賢岳(1780.1m)、弥山(1895m)、八経ヶ岳(1915.1m)釈迦ヶ岳(1799.6m)、天狗山(1537.1m)、涅槃岳(1376.2m)、行仙岳(1227.3m)、笠捨山(1352.7m)、玉置山(1076.8m)
天    候  1日目 5月6日 午前=晴れ 午後=雨
 2日目 5月7日 午前=濃霧 午後=曇り

 3日目 5月8日 晴れ
 4日目 5月9日 雨
 5日目 5月10日 午前=曇りのち雨 午後=雨
 6日目 5月11日 午前=雨のち曇り 午後=曇り


3日目の記録




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【 3日目 5月8日 行者還小屋から深仙小屋 】

行者還小屋5:00~奧駈出合6:30~理源大師像7:20~8:18弥山小屋8:33~八経ヶ岳9:10~五胡峰10:00~休憩10分~
~11:38楊子ノ小屋11:55~12:55鳥の水13:20~両部分け13:55~14:45釈迦ヶ岳14:55~千丈平水場~深仙宿15:35
<19.3km 10時間35分 上り累積標高差1180m>

3日目にして始めて晴れた。5人の内1番早い出発となった。
 
小屋もオレンジに染まっている
  清清しい朝だ。
.大普賢岳の右手がオレンジに染っている。

 

光が差し込んでいる。今朝の光は黄金の光。植物も生き生きとしてきた。


ミツバツツジも何時もより鮮やかに


天気よければ気分よし、弥山、八経が見えてきた。


弥山への登りも快調。途中で振り返ると左から稲村、山上、大普賢が並んでいる。


弥山小屋ここで水を調達(L=100円)
今日は日曜日であるがまだ8時過ぎ、登山客はチラホラ。


日本百名山八経ヶ岳と 左奥には日本二百名山の釈迦ヶ岳も


左から仏生ヶ岳、釈迦ヶ岳と右奥へと続く南奥駈の山々


北東方面には美形の頂仙岳。その奥には金剛、葛城が並んでいた(八経ヶ岳から)


愈々大峰の核心部、釈迦ヶ岳へ向かう。
常に崩壊が続く五胡峰付近。



トラバースしていた道は変わっていた。五胡峰の大岩の間を越えてロープ伝いに南へ下った


七面を望み、神仙平を見下ろし、休憩とした。恐ろしく崩壊した谷は谷底までは見下ろすことは出来ない。


楊枝ヶ宿の小屋


楊枝ヶ宿を過ぎ仏生ヶ岳へ

この付近は大峰でも最も奥深くて原生林が立ち並んでいる所。
とても神聖な気分にさせてくれる。珍しく南から来た単独者2人に出会ったが。
この後、3日後の熊野本宮まで1人の登山者にも出逢わなかった。




この長旅では毎日コーヒーブレイクを楽しむことに決めていた。
今日はここ『鳥の水』。コーヒーを沸かした。草の上に横になり、3日目にして最高の気分に浸れた。




さて大峰の核心部はここからが本番。
孔雀の覗きで五百羅漢を見下ろした後は素晴らしい景観が幾つも待っていた。





釈迦ヶ岳


150m釈迦への最後の登りは噛締めながらゆっくり

登りきった後ろには超えてきた峰が、左から八経、仏生、孔雀





千丈平で水を汲んで深仙へトラバースしていると鮮やかなツツジが目に入った。



深仙宿到着。
デポしていたビールや食料などが広がった小屋の中。
狭い小屋なので独占出来てよかった。ここはツエルトが出番かと覚悟はしていたのでラッキーだ。


特筆は結構しっかり出ていたのが、ここ深仙宿の水場、精香水だった。
これだけ出ていたならば千丈平の水場へ寄る必要は無かったことになるが、山ではこんな事も多くなる。

  
     
  
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