分水嶺を繋ぐ高島トレイル。(高島トレイル1、高島トレイル2)
前回は南半分を二日間で終えるつもりで出掛けたものの暑さに耐えきれず二日目の午前中にエスケープして下山する結果になった。
今回は残りのナベクボ峠から南の終着点の桑原橋までを歩く。
滋賀県高島市朽木
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まだ暗い中、下山地の桑原橋に車を置いてスタートする生杉の三国峠登山口へ自転車で向かった。
ライトを付けての走りは約30分。
スタート地点に着く頃には夜は明けて明るくなっていた。
ナベクボ峠までは前回エスケープで下っているので何となく様子は判るものの元々スッキリしない荒れ気味の谷なので歩き易い所を選んで進む。
峠についたが何か雰囲気が違うような気がしたので北へ進んで見たが間違いでは無かった様だ。
少し登れば三国峠は直ぐだった。この辺りでは峠とは言うがピークなのだ。
三国峠登山口(下山後自転車回収時に撮った)
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ナベクボ峠への谷道
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ナベクボ峠から三国峠へ
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三国峠
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少し色が付いている
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地蔵峠
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地蔵峠へ下り休憩。
ここにはゲートが有り無許可では入れない京都大学の芦生演習林となっている。
高島トレイルはゲートを通過せずに設定されているはずだ。
何処を登って行くのか道標は無い。微かな踏み跡の様な所を登る。
この辺で気が付いたがトレイルの起点からずーっと有った「高島トレイルと文字がプリントされている黄色い大きなテープ」を全く見なくなった。
雰囲気は既に芦生の森。自然林では有るが形の整わない杉が混在している暗い雰囲気が続く。
カベヨシ、岩谷峠、ルートがハッキリしない面白みの無い修行のような道が続く。
三国岳が近付き少し明るい雰囲気になる。紅葉も綺麗だ。
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倒木が多い |
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三国岳
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曇っていた空は青くなった
紅葉の始まり
何故か三国岳を過ぎて突然あの「黄色いトレイルのテープ」がヤタラ多くなった。
下山への分岐 丹波越
高島トレイルのトイレが見えれば終了。トイレはあるが駐車スペースが無いのが難点。
(今回は勝手に川沿いの林道脇の草地に駐車させてもらった)
予定より随分早く下山出来た。
3泊4日のテント泊で縦走する予定だった高島トレイルは天気や暑さでママならず3回に分けての縦走になった。
中々歩きごたえの有るコースで北半分は楽しい歩きが出来た。展望も良く気持ち良い稜線が多かった。
南半分は面白みに欠ける修行のような道。北部南部で明暗がハッキリ別れていた様に感じた。
兎に角一度は歩いてみなければと思っていた高島トレイルを終えてホッとしている。
(高島トレイル1、高島トレイル2)
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